Art on Paper New York 2025 にむけて

舞台はアメリカ、ニューヨーク
川原渓月は新たなステージに向かいます。

展示会名
Art on Paper New York 2025
会期
2025年9月4日(木)~7日(日)
会場
アメリカ合衆国ニューヨーク州 Pier36
ギャラリー名
Studio Arrows
ブース No.
E11

Art on Paper New York は、アメリカ・ニューヨークで開催される、紙を媒体とした多彩なアート作品に特化した国際的なアートフェアです。毎年、世界各国から著名・新進のアーティストやギャラリーが集い、無限の可能性を秘めた紙のアートの魅力を発信しています。
観客は作品を鑑賞するだけでなく、作家やギャラリストとの交流を通じて、制作背景や技法に触れ、個性豊かな質感や空気感を直に感じ取ることができます。ニューヨークの活気あるアートシーンの中で、紙という媒体が持つ新たな価値や表現の可能性を体感できる場として、世界中のコレクターやアートファンから高い注目を集めています。

川原渓月の新たな挑戦を、アートの中心地でぜひご堪能ください。

【巡り 1】
墨・和紙 パネル仕立
58 x 58 cm
2025年作
【無垢】
墨・和紙 パネル仕立
80 x 61 cm
2025年作

作品に込めた思い 川原渓月

和紙に墨を落とした瞬間、両者は互いの存在を受け入れ、動き出します。墨の線は、和紙の性質によって変化することを知り、強く主張することをあきらめるかのように、和紙に身をゆだねて姿を現します。 そしてそれらの存在は常に単独では姿を現せないことを知ります。予測し、想像し、進んでよい領域を見極め、影響力を考え、タイミングを計ります。とどまることを決断しながら線を重ねていくことが、書き手の役目です。
私の墨が織りなす作品群は、決して鮮やかな存在ではありません。光と影でいえば、影といえるでしょう。影の中に現れる存在の美しさを見出すのは、鑑賞者です。鑑賞者の生き様や想い、感性によって、これらの作品群はそれぞれの物語を語り出すことでしょう。この作品群が、常に鑑賞者とともに安穏に時を刻み、喜びを感じられる未来であることを願っています。
光が存在すれば、必ず影も存在します。墨と和紙の声が、私には聞こえます。「蒼い地球を守るためのレシピだよ」と。